ラブラドライト

就職活動に疑問を感じ、大学院進学を選んだ理系女子大生。読書とねことアイドルが好きです。自分の考えていることを話して行く場にしたい。

コミュニケーションが上手くなる方法|アサーティブ・コミュニケーション

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こんにちは、理系女子大生のかなでです。

 

「どう話したらいいかわからない」

「伝えたいことが上手く伝わらない」

「言いたいけど、そのまま言うと角が立つし...」

 

こう言った悩みは日常生活で溢れていると思います。

 

どう話せば相手に伝わるのか。

お互いに気持ちのいいコミュニケーションの取り方がわからない。

誰でも悩んだことがあると思います。

 

そんな対人ストレスを少しでも減らして、円滑なコミュニケーションを取る方法を簡単に紹介します。

 

コミュニケーションは性格ではなくスキル!

コミュニケーションを取るのが苦手。

私は社交的じゃないから、コミュ障だからと上手くコミュニケーションを取れないことを性格のせいにしていませんか?

 

コミュニケーションとは、「本当に必要なことや伝えたいことを適切に伝える」というスキルなのです。これは、訓練すれば誰でも身に付けることができます。

 

コミュニケーションをとるう上で大切にしたいのがアサーティブという考え方。

初めて聞く人もいると思います。

 

アサーティブとは、お互いを尊重しながら、自分の感情や要求を率直に、誠実に、対等に伝えることのできる、自己表現の考え方と方法のことです。

 

コミュニケーションのタイプは4種類

まず、コミュニケーションには4つのタイプがあります。

自分が普段どんなコミュニケーションをとっているのか客観的に把握することが大切です。

 

たとえば、家族に何かやってほしいと頼んで出かけたが、帰ってみたら何もできていない。疲れているのになんでやっていないのかと、がっかりしたあなたは...

  1. 全身で「怒りのオーラ」を出して、相手に「悪かった」と思わせる
  2. 正直にがっかりしたことを伝え、相手の状況や理由も聞いた上でどうしたら良いかを提案する
  3. 「なんでやってくれないわけ?すぐにやって」と言って、すぐにやらせる
  4. 「こんな人に頼んだ自分が間違っていた」と反省して、自分でやる

あなたはどの行動をとりますか?

 

 

1.を選んだあなたは、作為的です。

2.を選んだあなたは、アサーティブです。

3.を選んだあなたは、攻撃的です。

4.を選んだあなたは、受身的です。

 

攻撃的タイプ

攻撃的タイプは、対立しそうな場面で相手との関係よりも自分の意見を一方的に押し付けてしまうコミュニケーションのパターンです。キツイ言い方で反論したり、威圧的な態度を取るので相手はなかなか「ノー」と言えません。

 

受身的タイプ

受身的タイプは、相手の気持ちを考えすぎたり、相手との関係が悪化するのを恐れて自分の気持ちを伝えられないコミュニケーションのパターンです。相手の態度によって自分の気持ちがコロコロ変わってしまい、気が弱く誘いを断れないです。

 

作為的タイプ

作為的タイプは、言いたいことを直接口に出さずに態度や雰囲気で伝えたり、第三者を介して相手をコントロールするコミュニケーションのパターンです。皮肉や嫌味をよく言ったり、本人のいないところで悪口を言ったり、よくない噂を流したりします。

 

これらの3つのタイプに当てはまらないのが、アサーティブです。

アサーティブタイプは、自分も相手も大切にしています。自分の感情や要求を率直に、誠実に、対等に伝えることのできる自己表現が上手な人です。

アサーティブなコミュニケーションを心がければ、気持ちがいい伝え方になります。

 

心の持ちようで伝わり方も変わる

コミュニケーションには4つの柱があります。

  • 誠実...自分自身に対して正直になり、相手に誠実に向き合うこと
  • 率直...気持ちや要求を相手に伝わる形で具体的に伝えること
  • 対等...相手を見下したり、自分を卑下しないこと
  • 自己責任...自分の行動によって起こる結果に責任を持つこと

これら4つの柱の有無でアサーティブであるかどうかが決まります。

 

コミュニケーションが上手くなるには、アサーティブコミュニケーションを意識して少しずつ練習していくしかありません。

 

アサーティブ・コミュニケーションを取り入れよう

アサーティブ・コミュニケーションは、お互いを尊重しながら、しっかりと自分の感情や要求を率直に、誠実に、対等に伝えることのできるコミュニケーションです。

円滑なコミュニケーションをとるためには、あなたがアサーティブになることが近道です。

考え方を変えるのは大変ですが、4つの柱(誠実・率直・対等・自己責任)を意識して少しずつ練習しましょう。